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「POTENZA」長年の使用で見えてきた“本質的な強さ”

当院では、RF治療機器としてPOTENZA（ポテンツァ）を導入しており、長年にわたって多くの患者さまに使用してきました。

POTENZAは、マイクロニードルRFとして、ニキビ跡や毛穴、肌質改善、赤ら顔、軽度のたるみなど、幅広い適応がある万能機器です。特にドラッグデリバリーと「ポンピングチップ」を用いたカスタマイズ性が注目されがちですが、最近では改めて“本来のニードルRFそのものの性能”が極めて優れていると感じるようになりました。

現在、従来の照射方法を見直し、ニードルの深度・出力・照射密度を再設計した新たなプロトコルの構築を進めています。機器を長く使い続けることで見えてくる“応用可能性”があり、いわば「POTENZAの進化は施術者の理解と比例する」と実感しています。

そして、新たなRF機器「DENSITY」導入へ

さらに、まもなく当院では新しいRF機器「DENSITY（デンシティ）」を導入いたします。この機器は、単体でも高い施術効果が期待できますが、他の治療と組み合わせることでより相乗効果を引き出せる“コンビネーション治療”に特化した設計になっています。

具体的には、

●肌の張り感・引き締めを目的としたリフトアップ系RFとの併用

●マイクロニードル系治療やHIFUとの時間差コンビネーション

●肝斑や赤ら顔への低出力蓄熱照射との統合治療

など、治療設計の幅が大きく広がる可能性があります。

機器を導入するだけでは意味がありません。どのような患者さまに、どのタイミングで、どの治療を組み合わせると最大限の効果が得られるかを検証し、可能な限り早い段階でオリジナルプロトコルを確立できるよう、現在も複数のアイディアを検討しています。

医療の本質から最適な美容を提供する

美容医療では「どんな機器を導入しているか」が注目されがちですが、実際に結果を出すのは、施術者が機器の特性をどれだけ深く理解し、患者様ごとの肌状態や目的に合わせて設計できるかに尽きます。

私も皆様により良い最新の治療が提供できることを、とても楽しみにしております。