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デンシティ(DENSITY)の進化がとまらない

デンシティのイメージ

銀座たるみクリニック院長上野美律です。
当院ではデンシティ/DENSITYは今年(2025年)導入したばかりです。現在までは、クラシックチップとハイチップという2種類が使用されておりましたが、先日、満を持して、次世代チップであるアルファチップが発売されました。

デンシティαチップについて

まずは、αチップという、痛みの軽減と、直後効果を高めるように改良された次世代チップ第1弾の治療を色々と経験させていただきました。
痛みの軽減に関しては、クーリングのガス噴射のタイミングが改良されたことにより、より冷却が最適化されました。現存の2チップも十分なクーリング効果があり、当院でも治療を行う際に、RFの出力と、クーリングをどちらも調整することにより、患者様にとって痛くない最大の熱量を入れられるようにしています。

ただ、強く照射すればいいというものでもないと私が考えており、クラシックチップ、ハイチップの患者様ごとの組織の収縮、発赤の度合いなど確認しながらクーリングとRFの出力バランスを取っています。αチップは、どちらかというと、現行のハイチップの進化版ですが、熱が入る深度はクラシックチップとハイチップの中間くらいの深さまで熱が届きます。
ハイチップの段階で、モノポーラとバイポーラ両方の発信バランスによって痛みをコントロールされていますが、αチップはさらにその部分の調整がなされたうえで、クーリングも調整されていることにより、本当にしっかりと出力を保って治療をしても痛みが少なく、素晴らしいと感じています。

医師としての所感

ここからは、医師の好みも反映されていますが、私はせっかくの切らない治療でのタイトニングは、直後効果にごまかされてはだめだというスタンスで治療をしています。浅い層に熱を入れると、皮膚も収縮しますから、直後効果は高く見えます。しかし、年齢が上がるほど、たるみというのは皮膚に近い層のみならず、深い脂肪層まで関与しますので、そこをタイトニングすることで、3次元的なたるみの解消をもたらし、効果も長くすることができます。


銀座でデンシティをしている女医


そのため、デンシティに関しては、今後も「直後効果がいい!」とか「痛くない!」ということを中心に良さが拡大していく方向のように見えるのですが、私は現段階では、クラシックチップ(=モノポーラ)のチップをいかにうまく使うかが、治療効果を分けると思っています。
本当は、モノポーラがターゲットになる層に関しては、HIFUでもカバーできる領域なので、コンビネーション治療を構築しようと考えています。

当院の「たるみ治療」の今後

当院では、メソセラピー、そのほか注入治療、機器を用いる治療と当院は、本当に効果がある治療を集めた治療メニューを採用しています。有名だからこの治療をやろう、とは思ってないため、かなりマニアックなラインナップになってきました。


50代の女性


その分、患者様からみると、わかりにくいな、と思われるかもしれないと懸念していたこともあり、来年以降、すこしずつより効果的な組み合わせとしてのコンビネーション治療をご提案できるように準備したいなと思っています。
本当に効果がでる治療が増えてきて、20年前と比べると、本当に興味深いと思います。ぜひ、美容医療の力を借りて、当院の患者様が楽しい毎日をすごしていただけるお手伝いができるようにと、日々祈っています。







上野美律

上野 美律
銀座たるみクリニック院長

銀座たるみクリニック
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(休診日も上記日程はお電話つながります^^)

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