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IBSA APAC DAY 2024 in Jakarta 講演のご報告 その１

暑さが本格化してきました。銀座たるみクリニック院長の上野美律です。
2024年7月19~20日に「IBSA APAC DAY 2024」がインドネシアのジャカルタにて開催されました。
光栄にも日本の医師として講演をさせていただきましたので、ご報告させていただきます。

IBSA社は泌尿器や呼吸器科をはじめ10を超える診療科にまたがり、ヒアルロン酸を使用した製剤をポートフォリオとして持つイタリアの製薬会社です。
日本では「プロファイロ」という製剤で初めて認知度が上がりましたが、ヨーロッパでは古くから製薬会社として知名度もある会社となります。

去年、IBSA社によるプロファイロの講演会があった際に私を認知していただき、今回アジア諸国（APAC）で活躍する医師が一堂に会する講演会で日本から代表して講演させていただく運びとなりました。

日本のスピーカーは征矢野進一先生、中野あおい先生と私の3人でした。
私が美容外科医としてキャリアをスタートしたばかりの頃に、すでに美容医療の分野のパイオニアであった先生方と同じ演題に登壇できたことは非常に感慨深かったです。
夢の一つが叶いました。

グローバルな会ですので、当然英語講演となります。英語でのプレゼンテーションは8年ぶり、人生でも2回目です。
ちなみに1回目は2016年9月Hugel社の招待で、APACのドクターと共に講演させていただいた時です。
当時、私は製薬会社の社員を退職し、フルタイムドクターとして臨床に軸足を置き、臨床医として新たなスタンスでキャリアを再開させた年でした。

また、現在の夫と初めて一緒に仕事をした年でもあります。夫は医師ではありませんが、医療機器の会社でグローバルビジネスを率いており、どのように世界を相手にして仕事を進めていくべきなのかを身近で参考にできる頼もしい存在でもありました。

あれから8年、またこのような機会をいただけたのは、世界で活躍する背中を見せてくれたことで、良い影響となって私の成長を促進してくれたからだと思っています。
そして2024年7月20日、世界の舞台に再度立てたこの日は、結婚一周年の結婚記念日でした。その日にこの舞台に立てたことを感謝しています。

日頃、当院に足を運んでくださる患者様の期待も、私の学ぶ意欲の大きな原動力です。
診療のお休みをいただいての参加でご迷惑をおかけしておりますが、ここで学んだことを生かして、明日からの治療に反映させます。
私をサポートしてくださる多くの方々に感謝しています。

現状に満足せず、少しずつ毎日進歩する医師であり続けようと、気持ちを新たにした、そんな日でした。
講演会についての雰囲気や知見はまた後日追記いたします。

上野美律