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銀座たるみクリニックでのCURE JET（キュアジェット）の設定について

こんにちは。銀座たるみクリニック院長の上野美律です。
本日は、キュアジェットの使用方法について少しまとめてみました。

キュアジェットは、韓国で発売されてから約１年後に日本に導入された医療機器です。通常、美容医療の機器は、海外で数年運用されてから、日本に入ってくることが多いため、ある程度機械の設定値が固まったころに日本で使われることが一般的でした。

しかし、このキュアジェットは、日本での導入が比較的早かったため、現在進行形で治療の方法や考え方が変化しながら、より効果的な使用法が出てくる可能性があります。

当院以外でも採用されている医療機関が増えてきており、他院で治療を先に受けてから、当院にお越しになる方も増えてきました。ほとんどの症例が効果的に使用されていると思いますが、やはり微妙な設定値の違いで、赤みの出方、引くまでの期間が異なっているなという所見です。

私自身は、ニキビ跡や傷跡のために行われる「サブシジョン＝コンタクト照射」に関しては、しっかり行うほうがいいだろうと思っていますが、韓国では、「今まで良いとされていた設定よりも若干弱めに設定して行う方法もいい」と言われ始めているようです。
しかし、現状と新しい考え方に基づく設定値で違いを出すのが難しく、おおむね、今まで通り、僅かに出血がにじむところまで行う方法で行っています。

一方、リジュビネーション（中空照射）に関しては、いかに炎症を起こさせずに薬液を導入できるか、が今までの水光注射やPOTENZA(ポテンツァ)、手打ちのメソセラピーとの違いだと思っています。そのため、私が理想とする皮膚反応を出すための出力設定をスタンダードな治療範囲の中で模索しています。

もっと私が思う皮膚反応が出せるようになれば、よりダウンタイムが短く、Juvelook（ジュベルック）を使わずにほかのメソセラピー製剤を使用する場合の美肌治療も、薬剤の効果にプラスした仕上がりになるでしょう。

ニキビ跡の治療をメインとして、治療が先行して広まっている機器ですので、その分、ニキビ跡治療に対しての治療方法などはある程度確立されてきていると思います。
しかし、当院の従来の患者様は、アンチエイジング（しわ治療・たるみ治療）が目的でお越しくださっています。そのため、当院の患者様により多く治療効果を提供するためには、リジュビネーション照射を極めて参ります。

最小限のリスクで最大限のべネフットを。医療の力を信じてご来院いただいている皆様方のご期待に応えるべく日々、精進して参ります。

銀座たるみクリニック
院長　上野美律