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ヒアルロン酸注入の最新事情と当院での取り組み

こんにちは。銀座たるみクリニック院長の上野美律です。

当院では、患者様一人ひとりのニーズに応じた最適な美容治療を提供するため、さまざまなヒアルロン酸注入剤を取り揃えています。

ヒアルロン酸注入は、しわやたるみの改善、ボリュームアップなど、多岐にわたる目的で使用されており、その効果は幅広い世代の患者様に支持されています。

日本国内で特に広く使用されているアラガン社(アッヴィ社)の「ジュビダーム(JUVÉDERM)」シリーズは、多様な硬さと仕上がりの選択肢が豊富で、非常に柔軟な施術が可能です。

過去10年にわたってこのシリーズは進化を遂げ、注入できる箇所が増え、患者様の希望に合わせた細やかな対応ができるようになりました。

さらに、当院ではガルデルマ社の「レスチレンリド」シリーズも取り扱っています。

このシリーズはジュビダームよりも早い段階で日本に導入され、私自身も長年にわたって使用してきた信頼性の高い製品です。

ジュビダームとレスチレンリドの違いは、その仕上がりの質感にあります。

ジュビダームは、ふっくらとした柔らかい印象を与え、顔全体にやさしいボリューム感をもたらします。

一方、レスチレンリドはシャープで凹凸感のある仕上がりを実現し、より引き締まった印象を望む患者様に適しています。

どのブランドを選ぶかは、患者様の個々の好みや目的に応じて、最適なものをご提案しています。

次世代ヒアルロン酸注入の可能性

従来のヒアルロン酸注入は、しわを埋めたり、骨の上にボリュームを出すために使用されてきましたが、近年ではその用途が広がりつつあります。

特に、ヨーロッパで普及している次世代のヒアルロン酸注入剤は、メソセラピーのような効果を持つものが登場してきました。

当院でも「プロファイロ(Profhilo)」といった製剤を導入し、これが広く浸透してきています。

プロファイロは、皮膚内にヒアルロン酸を注入することで、肌質を根本から改善し、水分量を増加させる効果があります。

ヒアルロン酸の分子量が異なることで、薬理作用にも違いが生じ、皮膚だけでなく皮下組織にも浸透していくため、しわやたるみの予防にも大きな効果が期待できます。

このような次世代ヒアルロン酸は、従来のしわ対策に留まらず、皮膚全体のアンチエイジングに大きく貢献する新しい選択肢として注目されています。

ヨーロッパからの新しい技術の応用

次世代ヒアルロン酸注入剤の背後には、ヨーロッパで進化を遂げた高度な技術が存在しています。

例えば、湿布を思い出すとわかりやすいですが、薬剤が含まれるシートをを肌に貼り付けて皮膚から体内に浸透させる「パッチ剤」の技術が応用されており、ヒアルロン酸が肌の奥深くまで浸透することで、持続的な効果を発揮します。

このような技術により、美容皮膚科の治療は単にレーザーなど医療機器を用いた治療と組み合わせるだけでなく、薬理学やドラッグデリバリー技術の進歩によって、さらに高度で多様なアプローチが可能となりました。

これにより、今まで以上に安全で効果的な治療が実現され、美容医療の選択肢が広がっています。

日本ではまだ知られていない技術や製剤も多く、ヨーロッパからの情報は常に新鮮であり、私たちの治療法を一歩先へ進めるための貴重なインスピレーションとなっています。

まとめ

ヒアルロン酸注入は、しわやたるみの改善だけでなく、肌質全体のアンチエイジングに寄与する治療法として、ここ数年で大きな進化を遂げています。

当院では、これらの最新技術と製剤を積極的に取り入れ、患者様に最適な美容治療を提供しております。

興味をお持ちの方は、ぜひ当院で次世代の美容治療を体験し、あなたの美しさをさらに引き出すための第一歩を踏み出してみてください。

銀座たるみクリニック
院長 上野美律

上野 美律
銀座たるみクリニック院長。

銀座たるみクリニック
URL : https://tarumiclinic.com/
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