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La Yun社 スレッドリフト のグローバルエキスパート 日本第1号に任命されました

こんにちわ。院長の上野美律(うえのみのり)です。

私事により、7月は急なお休みを沢山いただきましたが、8月から診療を再開することができました。少しずつ色んな時間のバランスがとれるようになってきたので、本日は遅ればせながらのご報告をさせていただきます。

すでに先だって別記事にて紹介はさせていただきましたが、La Yun社のスレッドのブランドである、リニューおよびコルセットシリーズのグローバルエキスパート第1号に任命をいただきました。

任命にあたり、Made u clinic Hongdaeの院長先生であるDr. Son Byung Ho (ソン先生)の厳格な指導のもと一連のトレーニングを終え、日本初のコルセットシリーズのグローバルエキスパートに合格できた次第です。

2023年4月にも韓国にてソン先生の手技を見学させていただきましたが、非常に丁寧な手技で、とても参考になる講習をしてくださいました。スレッドリフトは「超速」で治療ができればいいわけではなく、「丁寧」に抑えるべきところはしっかり押さえることが大事だと実感いたしました。

LaYun社のリニューコグシリーズの糸は、私がスレッドリフトを初めて採用したブランドです。
その時はまだ初心者だったこともあり、LaYun社の一番スタンダードなリニューコグというタイプを選びました。このシリーズは癖のない使いやすいスレッドのため、これからスレッドの施術を始めるドクターには使いやすいと思います。

最近は、TESS LIFTとか、今回のコルセットピンとか、1本の糸を折り返してより持ち上げる力と持続を高める糸が流行していますが、「それを使わないと効果がない」という事ではありません。適材適所に糸を選択して適切な治療を行うことが大事です。

ヒアルロン酸も使用する製材は1つではなく、硬さや粘りのバリエーションがありますが、それと同じですね。
以下に今回使用したスレッドの私なりの所感を記述いたします。

【LaYun社の糸の特徴/リニュー/コルセットシリーズ】

1. 細いカニューレ針に挿入されている糸のバリエーションが多いです。

糸を収めているカニューレ針が細めだからといって、中の糸も細く弱いわけではないです。
中の糸の太さはだいたい、メーカーが異なっても同じレンジでそろっているのですが、やはり針は細いほうが痛みも少ないので、患者様の治療の快適度を重視した仕様になっています。

2. 組織に通すときに若干抵抗が生まれるため、丁寧な治療を必要とします。

細い分、無理やりメリメリと針を通すことはできないので、少し時間をかけながら、針がしならないように通していく必要がります。

3. スレッドについているコグがしっかり組織を把持するように工夫されています。

LaYun社の糸は、全般的にコグが小さい割に、引き上げ力というか、周囲の組織に絡まるパワーは強いです。
コグが工夫されており、小さめのコグですが、コグの向きが立体的に工夫されています。コグが小さい分、治療後の患者様の痛みが少なくなるように考えられているそうです。
これに関しては、若干患者様ごとの個人差があります。
しかし概ね治療後の強い痛みを訴える方は、今のところいらっしゃいません。

当院のスレッドは、アンカースレッドというメーカーのものと、今回からこちらのコルセットピンをメインに使用していくことになります。どちらも特異的な癖が少なく、患者様の術後の痛みの訴えが少ないブランドなので、メインで採用しています。

太さや特徴が違うため、患者様の組織の厚みや、たるみの具合、患者様の要望に沿って、スレッドは選択させていただきます。

今回使用したスレッドは近日中に当院でもメニュー化する予定です。
HIFU・ヒアルロン酸・スレッドをうまく活用して、加齢の変化を自然な範囲でコントロールできるように、今後も技術邁進してまいりますので、よろしくお願いいたします。

銀座たるみクリニック 院長 上野美律

上野 美律
銀座たるみクリニック院長。

銀座たるみクリニック
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