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ショッピングスレッドの最新手技 スレッド勉強会 in ソウル 報告②

銀座たるみクリニック院長の上野美律です。
前回に引き続き、カンナムライン韓方医院　ハ・ジンウォン先生のレクチャーの後半をレポートさせていただきます。

「膝のたるみ」がテーマとなっています。

こちらは、コグスレッドを片足で６本から９本使用するため、両足で１２本以上となります。日本では、少し価格はかかってくると思います。
皮膚がうすく、大きなたるみをコグスレッドで引き上げても、膝直上に横シワが残るような人は、ショッピングスレッドも使用することになります。

脂肪吸引ではたるみは改善しないし、そもそも吸うほど脂肪がないからシワシワとたるんで見える、というようなタイプの方には、他の治療法が少ないためいい治療だと思いました。

最後に、「下腹部のたるみ」と「妊娠線」に足してのショッピングスレッドとコグスレッドも見学しました。
こちらはダイエットをする過程で、痩せ始めたころから皮膚がたるまないように、早めにショッピングスレッドをしてしまうことで、たるみを最小限にするための治療というのが基本の考え方みたいです。下腹部の皮膚は厚みがあるため、ダイエット後に脂肪が無くなったが、皮膚のたるみによって腹回りがスッキリ見えない方に良いかもしれません。

しかし、こちらに関しては、中高年の加齢によってもたるみが強い世代ならば、POTENZA/Macoom の治療のほうが効果が高いように私は思います。若くて、皮膚自体は状態がいいけど、過度なダイエットで余ってしまったような皮膚にはPDOによるひきしめの効果は有効かもしれないないですね。

いろいろ盛りだくさんの内容で、とてもいい勉強になりました。
ボディのショッピングスレッドを行う場合は、治療手技に関しては顔と変わらないのですが、顔には使用しない、長いスレッドを取り入れないといけないと思います。
治療に必要な環境と設備に関しては、２日目の内容は導入可能ではあるので、メニュー化に関しては前向きに行っていこうと思います。

今回のスレッド勉強会の記事は結構真面目に色々書いたので、最後に美味しくいただいた、韓定食ランチの写真で締めくくります。

ハ先生を中心に、みんなでわいわい食卓を囲んで、最後まで楽しく勉強会を締めくくりました。

もう9月になってしまいましたが、残りの2023年も引き続き、バージョンアップした治療を提供できるように勉強を続けていこうと思います。

銀座たるみクリニック　院長
上野美律