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プロファイロ施注トレーニング

先日、IBSA社の講演会でもお勉強させていただきました、Dr.Domenico Romanoが銀座たるみクリニックにプロファイロ施注トレーニングのため来てくれました！

今回もプロファイロ（ヒアルロン酸）という製剤について記述していきたいと思います。
プロファイロは、非架橋ヒアルロン酸をただの保水や、薬剤の機材として使うのではなく、ヒアルロン酸自体の生物学的特性を発揮させるための製品です。
注入の際に、ボリュームを出す、とか形を作るように入れる、というような今までの注入の考え方（形成が主軸であること）はこの製剤にはあてはまりません。
ヒアルロン酸は、ただ形作るために異物として注入されるのではなく、どの組織を改善するために、どこに注入するか考えて注入するという、皮下組織まで皮膚と一緒に治療するメソセラピーを行っているのがIBSA社のヒアルロン酸ということになります。

今後もヒアルロン酸の組織内での拡散の度合いによって異なる製剤がいろいろできてくるようで、とても楽しみです。
そうなると、もっと細かいデザインが可能になるメソセラピーができるようになりますよね。

メソセラピーでも、アセスメントやデザインができるなんて、すごいパラダイムシフトだと思います。
日本でそれらが使用できるのはまだ先かなと思うので、それまではプロファイロの理解を深められるようにしたいと思います。

Dr. Romanoの指導はとっても優しく和やかでした！最新の情報をアップデートしていただいたので、これから皆様により結果の出るメソセラピー、注入治療を提供できるように頑張ります！

今年は本当に大きな変更を余儀なくされることが続き、多くの患者様にもご協力していただき、励ましていただき、1年過ごすことができました。
そんな1年の最後に、こんなに素晴らしい学びのチャンスをいただけて、みなさまにも、Dr.Romanoにも感謝しております。ありがとうございました。

銀座たるみクリニック　院長　上野美律